2025年度 九州・沖縄ブロック 登録販売者試験 過去問/頭皮・毛根に作用する配合成分
毛髪用薬の配合成分に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。
ア カシュウは、頭皮における脂質代謝を高めて、余分な皮脂を取り除く作用を期待して用いられる。
イ カルプロニウム塩化物は、頭皮における抗菌、抗炎症作用を期待して用いられる。
ウ チクセツニンジンは、血行促進、抗炎症作用を期待して用いられる。
エ エストラジオール安息香酸エステルは、頭皮の血管を拡張し、毛根への血行を促すことによる発毛効果を期待して用いられる。
1(ア、イ)
2(ア、ウ)
3(イ、エ)
4(ウ、エ)
正答
1(ア、イ) あなたの解答
2(ア、ウ) あなたの解答 正答
3(イ、エ) あなたの解答
4(ウ、エ) あなたの解答
解説
○ア 正しい。
×イ カルプロニウム塩化物は、末梢組織(適用局所)においてアセチルコリンに類似した作用(コリン作用)を示し、頭皮の血管を拡張、毛根への血行を促すことによる発毛効果を期待して用いられる。
○ウ 正しい。
×エ エストラジオール安息香酸エステルは、女性ホルモンによる脱毛抑制効果を期待して配合されている場合がある。なお、カルプロニウム塩化物は、末梢組織(適用局所)においてアセチルコリンに類似した作用(コリン作用)を示し、頭皮の血管を拡張し、毛根への血行を促す。
基本事項
毛髪用薬に配合される成分
・毛髪用薬に配合される成分として、アセチルコリンに類似した作用を示すカルプロニウム塩化物や、女性ホルモンの一種であるエストラジオール安息香酸エステルなどが用いられる。また、生薬成分が配合されることもある。

チクセツニンジン
・ウコギ科のトチバニンジンの根茎(こんけい)を、通例、湯通ししたものを基原とする生薬で、血行促進、抗炎症などの作用を期待して用いられる。
▼ トチバニンジン

カシュウ
・タデ科のツルドクダミの塊根(かいこん)を基原とする生薬で、頭皮における脂質代謝を高めて、余分な皮脂を取り除く作用を期待して用いられる。
▼ カシュウ

毛髪用薬
毛髪用薬

ヒノキチオール
・ヒノキ科のタイワンヒノキ、ヒバ等から得られた精油成分で、抗菌、血行促進、抗炎症などの作用を期待して用いられる。
▼ ヒバの葉

出典: 厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」に準拠。