2025年度 北海道・東北ブロック 登録販売者試験 過去問/2 その他の生薬製剤
Q:
次の1〜5で示される生薬成分のうち、イネ科のハトムギの種皮を除いた種子を基原とし、肌荒れやいぼに用いられるものはどれか。
1 ヨクイニン
2 オウギ
3 ゴミシ
4 タイソウ
5 サンシュユ
正答
1 ヨクイニン あなたの解答 正答
2 オウギ あなたの解答
3 ゴミシ あなたの解答
4 タイソウ あなたの解答
5 サンシュユ あなたの解答
解説
○1 正しい。
×2 選択肢1が正しい。
×3 選択肢1が正しい。
×4 選択肢1が正しい。
×5 選択肢1が正しい。
基本事項
ヨクイニン(薏苡仁)
・イネ科のハトムギの種皮を除いた種子を基原とする生薬で、肌荒れやいぼに用いられる。
・ビタミンB2主薬製剤やビタミンB6主薬製剤、瀉下(しゃげ)薬等の補助成分として配合されている場合もある。
▼ ヨクイニン
・ビタミンB2主薬製剤やビタミンB6主薬製剤、瀉下(しゃげ)薬等の補助成分として配合されている場合もある。
▼ ヨクイニン

オウギ(黄耆)
・マメ科のキバナオウギまたはAstragalus mongholicus Bungeの根を基原とする生薬。
▼ オウギ(黄耆)
▼ オウギ(黄耆)

サンシュユ(山茱萸)
・ミズキ科のサンシュユの偽果の果肉を基原とする生薬。
▼ サンシュユ
▼ サンシュユ

ゴミシ(五味子)
・マツブサ科のチョウセンゴミシの果実を基原とする生薬。
・鎮咳作用を期待して用いられる。
▼ ゴミシ
・鎮咳作用を期待して用いられる。
▼ ゴミシ

タイソウ(大棗)
・クロウメモドキ科のナツメの果実を基原とする生薬。 

ブシ(附子)
・キンポウゲ科のハナトリカブト又はオクトリカブトの塊根を減毒加工して製造したものを基原とする生薬である。心筋の収縮力を高めて血液循環を改善する作用を持つ。
▼ オオトリカブト
・血液循環が高まることによる利尿作用を示すほか、鎮痛作用を示すが、アスピリン等と異なり、プロスタグランジンを抑えないことから、胃腸障害等の副作用は示さない。
・なお、ブシは生のままでは毒性が高いことから、その毒性を減らし有用な作用を保持する処理を施して使用される。
▼ オオトリカブト
・血液循環が高まることによる利尿作用を示すほか、鎮痛作用を示すが、アスピリン等と異なり、プロスタグランジンを抑えないことから、胃腸障害等の副作用は示さない。・なお、ブシは生のままでは毒性が高いことから、その毒性を減らし有用な作用を保持する処理を施して使用される。
ジンコウ(沈香)
・ジンチョウゲ科のジンコウ、その他同属植物の材、特にその辺材の材質中に黒色の樹脂が沈着した部分を採取したものを基原とする生薬である。
・鎮静、健胃、強壮などの作用を期待して用いられる。
▼ ジンコウ
・鎮静、健胃、強壮などの作用を期待して用いられる。
▼ ジンコウ

ジャコウ(麝香)
・ジャコウは、シカ科のジャコウジカの雄の麝香(じゃこう)腺分泌物を基原とする生薬で、強心作用のほか、呼吸中枢を刺激して呼吸機能を高めたり、意識をはっきりさせる等の作用があるとされる。
ゴバイシ(五倍子)
・ウルシ科のヌルデの若芽や葉上にアブラムシ科のヌルデシロアブラムシが寄生し、その刺激によって葉上に生成したのう状虫こぶを基原とする生薬。
・のう状虫こぶとは葉に虫が寄生してこぶ状に膨らんだもの。ゴバイシはヌルデノミミフシアブラムシが寄生したものである。
・のう状虫こぶとは葉に虫が寄生してこぶ状に膨らんだもの。ゴバイシはヌルデノミミフシアブラムシが寄生したものである。

シャゼンソウ(車前草)
・オオバコ科のオオバコの花期の全草を基原とする生薬で、種子のみを用いたものはシャゼンシと呼ばれる。
・去痰作用を期待して用いられる。日本薬局方収載のシャゼンソウは、煎薬として咳に対して用いられる。
▼ オオバコ
・去痰作用を期待して用いられる。日本薬局方収載のシャゼンソウは、煎薬として咳に対して用いられる。
▼ オオバコ

出典: 厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」に準拠。