2024年度 中国・四国ブロック 登録販売者試験 過去問/肌の角質化、かさつき等を改善する配合成分
肌の角質化、かさつき等を改善する外皮用薬及びその配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a サリチル酸は、皮膚の角質層を構成するケラチンを変質させることにより、角質軟化作用を示す。
b イオウは、角質成分を溶解することにより角質軟化作用を示す。
c 角質層の水分保持量を高め、皮膚の乾燥を改善することを目的として、尿素が用いられる。
d 角質軟化薬のうち、いぼに用いる製品については、医薬品としてのみ認められている。
1(a、b)
2(a、d)
3(b、c)
4(b、d)
5(c、d)
正答
1(a、b) あなたの解答
2(a、d) あなたの解答
3(b、c) あなたの解答
4(b、d) あなたの解答
5(c、d) あなたの解答 正答
解説
×a 誤り。サリチル酸は、角質成分を溶解することにより角質軟化作用を示す。なお、皮膚の角質層を形成するケラチンを変質させるのは、イオウである。
×b サリチル酸は、角質成分を溶解することにより角質軟化作用を示す。併せて抗菌、抗真菌、抗炎症作用も期待され、にきび用薬等に配合されることもある。
◯c 正しい。
◯d 正しい。
基本事項
角質軟化成分
・うおのめ、たこ、いぼに用いられる角質軟化成分として、サリチル酸とイオウが挙げられる。

うおのめ、たこ、いぼと角質軟化薬の対応
・うおのめ、たこ、いぼは、それぞれ皮膚に起こるものだが、それぞれ特徴が異なる。角質軟化薬の対応とあわせて確認しておこう。

皮膚の乾燥と保湿成分
・皮膚の乾燥は、角質層の細胞間脂質や角質層中に元来存在するアミノ酸、尿素、乳酸等の保湿因子が減少したり、皮脂の分泌が低下する等により、角質層の水分保持量が低下することによって生じる。
・角質層の水分保持量を高め、皮膚の乾燥を改善することを目的として、以下の成分が配合されることがある。

出典: 厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」に準拠。