2023年度 北海道・東北ブロック 登録販売者試験 過去問/肌の角質化、かさつき等を改善する配合成分
角質軟化薬及び肌の角質化、かさつき等を改善する配合成分に関する以下の記述のうち、正しいものはどれか。
1 角質層の水分保持量を高め、皮膚の乾燥を改善することを目的として、オリブ油(モクセイ科のOlea europaealinnéの果実を圧搾して得た脂肪油)が用いられる。
2 サリチル酸は、皮膚の角質層を構成するケラチンを変質させることにより、角質軟化作用を示す。
3 イオウは、頭皮の落屑(らくせつ。ふけ)を抑える効果を期待して、毛髪用医薬品に配合されている場合がある。
4 角質軟化薬のうち、いぼに用いる製品については、医薬部外品として認められているものもある。
正答
1 角質層の水分保持量を高め、皮膚の乾燥を改善することを目的として、オリブ油(モクセイ科のOlea europaealinnéの果実を圧搾して得た脂肪油)が用いられる。 あなたの解答 正答
2 サリチル酸は、皮膚の角質層を構成するケラチンを変質させることにより、角質軟化作用を示す。 あなたの解答
3 イオウは、頭皮の落屑(らくせつ。ふけ)を抑える効果を期待して、毛髪用医薬品に配合されている場合がある。 あなたの解答
4 角質軟化薬のうち、いぼに用いる製品については、医薬部外品として認められているものもある。 あなたの解答
解説
◯1 正しい。
×2 誤り。サリチル酸は、角質成分を溶解することにより角質軟化作用を示す。なお、皮膚の角質層を形成するケラチンを変質させるのは、イオウである。
×3 誤り。イオウは、皮膚の角質層を構成するケラチンを変質させることにより、角質軟化作用を示す。頭皮の落屑(らくせつ)を抑える効果を期待して毛髪用薬に配合されるのは、サリチル酸である。
×4 誤り。いぼに用いる製品については、医薬品としてのみ認められている。
基本事項
角質軟化成分
・うおのめ、たこ、いぼに用いられる角質軟化成分として、サリチル酸とイオウが挙げられる。

うおのめ、たこ、いぼと角質軟化薬の対応
・うおのめ、たこ、いぼは、それぞれ皮膚に起こるものだが、それぞれ特徴が異なる。角質軟化薬の対応とあわせて確認しておこう。

皮膚の乾燥と保湿成分
・皮膚の乾燥は、角質層の細胞間脂質や角質層中に元来存在するアミノ酸、尿素、乳酸等の保湿因子が減少したり、皮脂の分泌が低下する等により、角質層の水分保持量が低下することによって生じる。
・角質層の水分保持量を高め、皮膚の乾燥を改善することを目的として、以下の成分が配合されることがある。

出典: 厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」に準拠。