問題を解く

ダイオウ(大黄)

・ダイオウは、タデ科のRheum palmatum Linné、Rheum tanguticum Maximowicz、Rheum officinale Baillon、Rheum coreanum Nakaiまたはそれらの種間雑種の、通例、根茎を基原とする生薬である。

・ダイオウもセンナと同様、センノシドを含み、大腸刺激性瀉下(しゃげ)成分として用いられる。内用痔疾用薬に用いられることもある。

・ダイオウは各種の漢方処方の構成生薬としても重要であるが、瀉下(しゃげ)を目的としない場合には瀉下(しゃげ)作用は副作用となる。

・構成生薬にダイオウを含む漢方処方製剤では、瀉下(しゃげ)作用の増強を生じて、腹痛、激しい腹痛を伴う下痢等の副作用が現れやすくなるため、瀉下(しゃげ)薬の併用に注意する必要がある。

ダイオウ(大黄)

ダイオウ(大黄)

ダイオウと「使用上の注意」

■妊婦または妊娠していると思われる女性

・刺激性瀉下(しゃげ)成分が配合された瀉下薬(ダイオウ、センナを含む)は一般に、腸の急激な動きに刺激されて流産・早産を誘発するおそれがあるので、使用を避けるべきである。

■授乳中の女性

・ダイオウは、授乳中の女性が服用すると、吸収された成分の一部が乳汁中に移行し、乳児に下痢を生じさせるおそれがある。そのため、母乳を与える女性では使用を避けるか、又は使用期間中の授乳を避けることとされている。

■大量使用NG

・ダイオウ等の刺激性瀉下成分が配合された瀉下剤は、「大量に使用(服用)しないこと」とされている。腸管粘膜への刺激が大きくなり、腸管粘膜に炎症を生じるおそれがあるため。