2025年度 北陸・東海ブロック 登録販売者試験 過去問/外皮用薬の特徴
登録販売者が行う医薬品の販売時における受診勧奨に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
1 かぜ症候群等に伴う鼻炎症状の場合、鼻炎が続くことで副鼻腔炎や中耳炎などにつながることもあるため、そのような症状の徴候に対しても注意を促すとともに、中耳炎が発生した場合などは医療機関を受診するよう勧めるべきである。
2 きず口等の殺菌消毒薬の販売時において、低温火傷は、表面上は軽症に見えても、組織の損傷が深部に達している場合があるため、医療機関を受診するよう勧めるべきである。
3 爪白癬(はくせん)は、清浄に保てば自然治癒することが多いが、頭部白癬は、患部に薬剤が浸透しにくく、難治性であるため、医療機関を受診するよう勧めるべきである。
4 滋養強壮保健薬は、ある程度継続して使用されることによって効果が得られる性質の医薬品であるが、1カ月位服用しても症状の改善がみられない場合には、栄養素の不足以外の要因が考えられるため、症状によっては医療機関を受診するよう勧めるべきである。
正答
1 かぜ症候群等に伴う鼻炎症状の場合、鼻炎が続くことで副鼻腔炎や中耳炎などにつながることもあるため、そのような症状の徴候に対しても注意を促すとともに、中耳炎が発生した場合などは医療機関を受診するよう勧めるべきである。 あなたの解答
2 きず口等の殺菌消毒薬の販売時において、低温火傷は、表面上は軽症に見えても、組織の損傷が深部に達している場合があるため、医療機関を受診するよう勧めるべきである。 あなたの解答
3 爪白癬(はくせん)は、清浄に保てば自然治癒することが多いが、頭部白癬は、患部に薬剤が浸透しにくく、難治性であるため、医療機関を受診するよう勧めるべきである。 あなたの解答 正答
4 滋養強壮保健薬は、ある程度継続して使用されることによって効果が得られる性質の医薬品であるが、1カ月位服用しても症状の改善がみられない場合には、栄養素の不足以外の要因が考えられるため、症状によっては医療機関を受診するよう勧めるべきである。 あなたの解答
解説
○1 正しい。
○2 正しい。
×3 逆である。爪白癬(はくせん)は、爪内部に薬剤が浸透しにくいため難治性で、医療機関(皮膚科)における全身的な治療(内服抗真菌薬の処方)を必要とする場合が少なくない。頭部白癬は、小児に多く、清浄に保てば自然治癒することが多いが、炎症が著しい場合には医師の診療を受けるなどの対応が必要である。
○4 正しい。
基本事項
外皮用薬
・外皮用薬は、皮膚表面に生じた創傷や症状、または皮膚の下にある毛根、血管、筋組織、関節等の症状を改善・緩和するため、外用局所に直接適用される医薬品である。
▼ 外皮用薬使用のポイント

剤形による取扱い上の注意
・外皮用薬の剤形は、塗り薬(軟膏(なんこう)剤、クリーム剤)、貼付(ちょうふ)剤(テープ剤、パップ剤)、スプレー剤、エアゾール剤に分けられる。
・それぞれの剤形の使用時のポイントや注意点をおさえ、効果的に使用できるようにしよう。

出典: 厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」に準拠。