相互作用

・漢方処方製剤は、それ自体に配合されている生薬成分と、他の医薬品や食品に含まれている生薬とを重複して摂取する可能性があるので、相互作用に注意する必要がある。

漢方処方製剤の相互作用 — 漢方処方を構成する生薬は複数の処方で共通しているものがある。同じ生薬を含む漢方処方製剤が併用されると作用が強く現れたり副作用を生じやすくなる恐れがある。漢方処方はそれ自体が一つの有効成分として独立したものであり自己判断によってみだりに生薬成分が追加摂取されると生薬の構成が乱れて処方が成立しなくなるおそれがある。他の漢方処方製剤・生薬製剤・医薬部外品の併用にも注意する。小柴胡湯とインターフェロン製剤の相互作用のように医療用医薬品との相互作用も知られている。医師の治療を受けている人は使用の可否について医師または薬剤師に相談するよう説明する。生薬成分は医薬品的な効能や効果が標榜または暗示されていなければ食品(ハーブ等)として流通可能なものもあるので、食品として当該生薬成分を摂取していると思われる人には積極的な情報提供を行うなど漢方処方製剤の適正使用を促すことが重要。
漢方処方製剤の相互作用 — 構成生薬・適応・副作用の整理