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1 漢方処方製剤

漢方医学の概要

・古来に中国から伝わり、日本において発展してきた日本の伝統医学が漢方医学であり、後ほど西洋から日本に入ってきた蘭方(西洋医学)と区別するためにこの名前がつけられた。

漢方処方製剤の特徴

・漢方薬は、漢方医学で用いる薬剤全体を概念的に広く表現する時に用いる言葉で,漢方医学の考え方に沿うように、基本的に生薬を組み合わせて構成された漢方処方に基づく漢方処方製剤(漢方方剤)として存在する。

・漢方処方は、処方全体としての適用性等、その性質からみて処方自体が一つの有効成分として独立したものという見方をすべきものである。

・漢方薬は、使用する人の体質や症状その他の状態に適した処方を既成の処方の中から選択して用いられる。

漢方薬の定義

漢方処方製剤の特徴 — 漢方薬とは、漢方医学で用いる薬剤全体を概念的に広く表現する時に用いる言葉。漢方医学の考え方に従うように基本的に生薬を組み合わせて構成された漢方処方に基づく漢方処方製剤(漢方方剤)として存在する。
漢方処方製剤の特徴 — 構成生薬・適応・副作用の整理

漢方薬と中薬、韓方薬

・漢方薬と中薬、韓方薬、生薬製剤は、それぞれ異なる薬剤である。それぞれの定義を確認しておこう。

漢方薬と中薬、韓方薬、生薬製剤の違い

漢方薬と中薬・韓方薬の違い — 中薬は現代中国で利用されている中医学に基づく薬剤、韓方薬は韓国の伝統医学(韓医学)で用いられる薬剤、漢方薬は古代中国から伝わり日本で発展した漢方医学で用いられる薬剤、生薬製剤は漢方医学に基づかない生薬を使用した日本の伝統薬。中国発祥の中医学と日本で発展した漢方医学は元は同じものだが、その後それぞれ独自の発展をしたため現在では考え方が異なっている。中医学で用いられる中薬は使用する人に応じて生薬を組み合わせたものが用いられる。近年では工業的に製剤化された中成薬も存在。中薬は日本ではほとんどが医薬品として認められていない。
漢方薬と中薬、韓方薬 — 構成生薬・適応・副作用の整理

漢方処方製剤の剤形

・現代では、漢方処方製剤の多くは、処方に基づく生薬混合物の浸出液を濃縮して調製された乾燥エキス製剤を散剤等に加工して市販されているが、軟エキス剤、伝統的な煎剤用の刻み生薬の混合物、処方に基づいて調製された丸剤等も存在する。

漢方処方製剤の剤形 — 生薬混合物の浸出液を濃縮して調整された乾燥エキス製剤を、散剤・軟エキス剤・伝統的な煎剤用の刻み生薬の混合物・処方に基づいて調製された丸剤などの剤形に加工して市販される。
漢方処方製剤の剤形 — 構成生薬・適応・副作用の整理

漢方の病態認識(証。しばり)

・漢方薬を使用する場合、漢方独自の病態認識である「証」に基づいて用いることが、有効性及び安全性を確保するために重要である。漢方の病態認識には虚実、陰陽、気血水、五臓などがある。

漢方の病態認識「証(しょう)」とは — 「証」は「しばり」「使用制限」とも呼ばれ、漢方独自の病態認識である。この「証」に基づいて漢方薬を用いるのが有効性や安全性の確保に重要である。証には「虚実」「陰陽」「気血水」「五臓」の概念がある。漢方処方製剤を使用する際には、患者さんの「証」を知ることが重要。「証」が合えば効果が期待できますが、合わないと効果が期待できず副作用も起こりやすくなる。
漢方の病態認識(証。しばり) — 構成生薬・適応・副作用の整理

・一般用に用いることが出来る漢方処方は、現在300処方程度であるが、平成20年の厚生労働省医薬食品局審査管理課長通知により、医薬品の効能効果の表現に、この「証」の考え方を盛り込んだ見直しが行われた。この見直しでは、一般用であることを考慮して、「証」という漢方の専門用語を使用することを避け、「しばり」(使用制限)として記載が行われている。

「虚実」の概念

・個々の漢方処方の適応病態は虚実という尺度で見ると、裾野(すその)を広げた山のような形をしており、しかも裾野の狭いものや広いものがある。

漢方の「虚実」の概念 — 体力虚弱(虚)から体力充実(実)まで山のような形に分布する尺度。「体力虚弱で」は虚の病態が適応、「体力中等度以下で」は中間から虚に分布、「体力中等度で」は虚実の尺度で中間の病態が適応、「体力中等度以上で」は中間から実に分布、「体力が充実して」は実の状態が適応となる。「体力に関わらず」は虚実に関わらず幅広く用いられる。
「虚実」の概念 — 構成生薬・適応・副作用の整理

「陰陽」の概念

・陰陽の概念で、「陽」の病態を適応とするものは「のぼせぎみで顔色が赤く」などの熱症状として表現され、また「陰」の病態は「疲れやすく冷えやすいものの」などの寒性の症状を示す表現で示されている。

漢方の「陰陽」の概念 — 「陽」は「のぼせぎみで顔色が赤く」などの熱証状として表現される。「陰」は「疲れやすく冷えやすい」などの寒性の症状を示す表現となる。
「陰陽」の概念 — 構成生薬・適応・副作用の整理

「五臓」の概念

・五臓の病態は、漢方で言う「脾胃(ひい)虚弱」の病態が適応となるものには「胃腸虚弱で」と記されており、「肝陽上亢」のような肝の失調状態が適応となるものには「いらいらして落ち着きのないもの」など表現されている。

漢方の「五臓」の概念 — 漢方での表現と漢方薬での記載の対応例。「脾胃虚弱」(脾胃の虚弱状態)は漢方薬では「胃腸虚弱で」と表現される。「肝鬱上亢」(肝の失調状態)は「いらいらして落ち着きのないもの」と表現される。
「五臓」の概念 — 構成生薬・適応・副作用の整理

「気血水」の概念

・気血水については、「口渇があり、尿量が減少するもの」(水毒)、「皮膚の色つやが悪く」(血虚)などの表現を用いて適宜「しばり」に組み入れられている。

漢方の「気血水」の表現例 — 「口渇があり尿量が減少するもの」は水毒として表現される。「皮膚の色つやが悪く」は血虚として表現される。
「気血水」の概念 — 構成生薬・適応・副作用の整理

「証」に合った処方が重要

・漢方処方製剤を利用する場合、患者の「証」に合った漢方処方が選択されれば効果が期待できるが、合わないものが選択された場合には、効果が得られないばかりでなく、副作用を生じやすくなる。

・そのため、それぞれの製剤について、その効能効果の欄に記載されている「証」の概念を良く理解し、漢方薬が使用される人の体質と症状を十分に踏まえ、処方が選択されることが重要となる。

・従って、一般の生活者が一般用医薬品として漢方薬を購入する際には、漢方処方製剤を使用しようとする人の「証」(体質及び症状)を理解し、その「証」にあった漢方処方を選択することが出来るよう、医薬品の販売等に従事する専門家が助言を行い、漢方処方製剤の適正使用を促していくことが重要である。

漢方処方製剤の副作用

・一般の生活者においては、「漢方薬はすべからく作用が穏やかで、副作用が少ない」などという誤った認識がなされていることがあり、副作用を看過する要因となりやすい。しかし、漢方処方製剤においても、間質性肺炎や肝機能障害のような重篤な副作用が起きることがあり、また、証に適さない漢方処方製剤が使用されたために、症状の悪化や副作用を引き起こす場合もある。

漢方処方製剤の副作用 — 「漢方薬は作用が穏やかで副作用が少ない」などと誤解されている可能性がある。漢方処方製剤の副作用には間質性肺炎や肝機能障害など重篤なものもある。証に適さない漢方処方製剤の使用により症状の悪化や副作用が起こることもある。登録販売者は購入者に積極的に情報提供を行うようにし、適切な医薬品を選べるようにアシストすべきである。
漢方処方製剤の副作用 — 構成生薬・適応・副作用の整理

漢方処方製剤使用の注意

・漢方処方製剤の使用にあたっては、「生後3カ月未満の乳児には使用しない」など、注意すべきポイントがある。

漢方処方製剤使用の注意 — 漢方処方製剤は用法用量において適用年齢の下限が設けられていない場合でも生後3カ月未満の乳児には使用しない。症状の原因となる体質の改善を主眼にしているものが多く1カ月くらいの比較的長期間継続して服用されることがある。漢方処方製剤によっては服用によりまれに症状が進行することがある。漢方処方が適しているか見極めるためにも一定期間使用後も専門家に相談するなど症状の経過や副作用に留意する。証が合っているか確認することが重要。
漢方処方製剤使用の注意 — 構成生薬・適応・副作用の整理

甘草湯(かんぞうとう)

・甘草湯は、構成生薬がカンゾウのみからなる漢方処方製剤で、体力に関わらず広く応用でき、激しい咳(せき)、口内炎、しわがれ声に、外用では痔(じ)・脱肛(だっこう)の痛みに用いられる。日本薬局方収載のカンゾウも、煎薬として同様の目的で用いられる。

・いずれについても、短期間の服用にとどめ、連用しないこととされており、5〜6回使用しても咳や喉の痛みが鎮まらない場合には、漫然と継続せず、いったん使用を中止し、医師の診療を受けるなどの対応が必要である。

・なお、甘草湯(かんぞうとう)のエキス製剤は乳幼児にも使用されることがあるが、その場合、体格の個人差から体重あたりのグリチルリチン酸の摂取量が多くなることがあり、特に留意される必要がある。

温経湯(うんけいとう)

温経湯(うんけいとう) — 構成生薬カンゾウ。体力中等度以下で手足がほてり唇が乾く者の月経不順・月経困難・こしけ(おりもの)・更年期障害・不眠・神経症・湿疹・皮膚炎・足腰の冷え・しもやけ・手あれに適す。胃腸の弱い人には不向き。1カ月くらいの長期間使用されることがある。
温経湯(うんけいとう) — 構成生薬・適応・副作用の整理

温清飲(うんせいいん)

温清飲(うんせいいん) — 体力中等度で皮膚がかさかさして色つやが悪くのぼせる者の月経不順・月経困難・血の道症・更年期障害・神経症・湿疹・皮膚炎に適す。胃腸が弱く下痢しやすい人では胃部不快感や下痢の副作用が現れやすく不向き。まれに肝機能障害。1カ月くらいの長期間使用されることがある。
温清飲(うんせいいん) — 構成生薬・適応・副作用の整理

加味逍遙散(かみしょうようさん)

加味逍遙散(かみしょうようさん) — 構成生薬カンゾウ。体力中等度以下でのぼせ感・肩こり・疲れやすさ・精神不安やいらだち・ときに便秘の傾向がある者の冷え症・虚弱体質・月経不順・月経困難・更年期障害・血の道症・不眠症に適す。胃腸の弱い人では悪心・嘔吐・胃部不快感・下痢の副作用が出やすく不向き。まれに肝機能障害・腸間膜静脈硬化症。1カ月くらいの長期間使用されることがある。
加味逍遙散(かみしょうようさん) — 構成生薬・適応・副作用の整理

桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん) — 比較的体力がありときに下腹部痛・肩こり・頭重・めまい・のぼせて足冷えなどを訴える者の月経不順・月経異常・月経痛・更年期障害・血の道症・肩こり・めまい・頭重・打ち身・しもやけ・しみ・湿疹・皮膚炎・にきびに適す。体の虚弱な人には不向き。まれに肝機能障害。1カ月くらいの長期間使用されることがある。
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん) — 構成生薬・適応・副作用の整理

五積散(ごしゃくさん)

五積散(ごしゃくさん) — 構成生薬カンゾウ・マオウ。体力中等度またはやや虚弱で冷えがある者の胃腸炎・腰痛・神経痛・関節痛・月経痛・頭痛・更年期障害・感冒に適す。体の虚弱な人・胃腸の弱い人・発汗傾向の著しい人では不向き。1カ月くらいの長期間使用されることがある(感冒に使用される際は除く)。
五積散(ごしゃくさん) — 構成生薬・適応・副作用の整理

柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)

柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう) — 構成生薬カンゾウ。体力中等度以下で冷え症・貧血気味・神経過敏で動悸・息切れ・ときに寝汗・頭部の発汗・口の渇きがある者の更年期障害・血の道症・不眠症・神経症・動悸・息切れ・かぜの後期の症状・気管支炎に適す。まれに重篤な副作用として間質性肺炎・肝機能障害を生じる。1カ月くらいの長期間使用されることがある。
柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう) — 構成生薬・適応・副作用の整理

四物湯(しもつとう)

四物湯(しもつとう) — 体力虚弱で冷え症で皮膚が乾燥し色つやの悪い体質で胃腸障害のない者の月経不順・月経異常・更年期障害・血の道症・冷え症・しもやけ・しみ・貧血・産後あるいは流産後の疲労回復に適す。体の虚弱な人・胃腸の弱い人・下痢しやすい人では胃部不快感・腹痛・下痢の副作用が現れやすく不向き。1カ月くらいの長期間使用されることがある。
四物湯(しもつとう) — 構成生薬・適応・副作用の整理

桃核承気湯(とうかくじょうきとう)

桃核承気湯(とうかくじょうきとう) — 構成生薬カンゾウ・ダイオウ。体力中等度以上でのぼせて便秘がちな者の月経不順・月経困難症・月経痛・月経時や産後の精神不安・腰痛・便秘・高血圧随伴症状(頭重・めまい・肩こり)・痔疾・打撲症に適す。体の虚弱な人・胃腸が弱く下痢しやすい人では激しい腹痛を伴う下痢の副作用が現れやすく不向き。ダイオウを含むので妊婦・授乳婦の使用に留意。1カ月くらいの長期間使用されることがある(便秘に使用される際は除く)。
桃核承気湯(とうかくじょうきとう) — 構成生薬・適応・副作用の整理

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん) — 体力虚弱で冷え症・貧血の傾向があり疲労しやすくときに下腹部痛・頭重・めまい・肩こり・耳鳴り・動悸などを訴える者の月経不順・月経異常・月経痛・更年期障害・産前産後あるいは流産による障害(貧血・疲労倦怠・めまい・むくみ)・めまい・立ちくらみ・頭重・肩こり・腰痛・足腰の冷え症・しもやけ・むくみ・しみ・耳鳴りに適す。胃腸の弱い人では胃部不快感などの副作用が現れやすく不向き。1カ月くらいの長期間使用されることがある。
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん) — 構成生薬・適応・副作用の整理

葛根湯(かっこんとう)

葛根湯(かっこんとう) — 構成生薬カンゾウ・マオウ。体力中等度以上の者の感冒の初期(汗をかいていないもの)・鼻かぜ・鼻炎・頭痛・肩こり・筋肉痛・手や肩の痛みに適す。体の虚弱な人・胃腸の弱い人・発汗傾向の著しい人では悪心・胃部不快感などの副作用が現れやすく不向き。まれに重篤な副作用として肝機能障害・偽アルドステロン症を生じる。
葛根湯(かっこんとう) — 構成生薬・適応・副作用の整理

麻黄湯(まおうとう)

麻黄湯(まおうとう) — 構成生薬カンゾウ・マオウ。体力充実してかぜのひきはじめで寒気がして発熱・頭痛があり咳が出て体のふしぶしが痛く汗が出ていない者の感冒・鼻かぜ・気管支炎・鼻づまりに適す。胃腸の弱い人・発汗傾向の著しい人では悪心・胃部不快感・発汗過多・全身脱力感の副作用が現れやすく不向き。漢方処方製剤としての麻黄湯はマオウの含有量が多くなるため体の虚弱な人は使用を避ける。
麻黄湯(まおうとう) — 構成生薬・適応・副作用の整理

小柴胡湯(しょうさいことう)

小柴胡湯(しょうさいことう) — 構成生薬カンゾウ。体力中等度でときに脇腹からみぞおちにかけて苦しく食欲不振や口の苦みがあり舌に白苔がつく者の食欲不振・吐きけ・胃炎・胃痛・胃腸虚弱・疲労感・かぜの後期の諸症状に適す。消化器症状(胃腸虚弱・胃炎)にも用いられる。体の虚弱な人には不向き。まれに重篤な副作用として間質性肺炎・肝機能障害を生じる。膀胱炎様症状(頻尿・排尿痛・血尿・残尿感)が現れることがある。インターフェロン製剤で治療を受けている人や肝臓病を持つ人は使用を避けるか医師に相談。
小柴胡湯(しょうさいことう) — 構成生薬・適応・副作用の整理

柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)

柴胡桂枝湯(さいこけいしとう) — 構成生薬カンゾウ。体力中等度またはやや虚弱で多くは腹痛を伴いときに微熱・寒気・頭痛・吐きけがある者の胃腸炎・かぜの中期から後期の症状に適す。まれに重篤な副作用として間質性肺炎・肝機能障害を生じる。膀胱炎様症状(頻尿・排尿痛・血尿・残尿感)が現れることがある。
柴胡桂枝湯(さいこけいしとう) — 構成生薬・適応・副作用の整理

桂枝湯(けいしとう)、香蘇散(こうそさん)

桂枝湯(けいしとう)と香蘇散(こうそさん) — 両処方ともカンゾウを含む。桂枝湯は体力虚弱で汗が出る者のかぜの初期に適す。香蘇散は体力虚弱で神経過敏で気分がすぐれず胃腸の弱い者のかぜの初期や血の道症(月経や妊娠・出産・産後・更年期など女性のホルモン変動に伴う精神不安・いらだち等の精神神経症状および身体症状)に適す。
桂枝湯(けいしとう)、香蘇散(こうそさん) — 構成生薬・適応・副作用の整理

小青竜湯(しょうせいりゅうとう)

小青竜湯(しょうせいりゅうとう) — 構成生薬カンゾウ・マオウ。体力中等度またはやや虚弱でうすい水様の痰を伴う咳や鼻水が出る者の気管支炎・気管支喘息・鼻炎・アレルギー性鼻炎・むくみ・感冒・花粉症に適す。体の虚弱な人・胃腸の弱い人・発汗傾向の著しい人では悪心や胃部不快感の副作用が現れやすく不向き。まれに重篤な副作用として肝機能障害・間質性肺炎・偽アルドステロン症を生じる。
小青竜湯(しょうせいりゅうとう) — 構成生薬・適応・副作用の整理

半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)

半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう) — カンゾウを含まない処方。体力中等度をめやすとして気分がふさいで咽喉・食道部に異物感がありときに動悸・めまい・嘔気などを伴う不安神経症・神経性胃炎・つわり・咳・しわがれ声・のどのつかえ感に適す。
半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう) — 構成生薬・適応・副作用の整理

麦門冬湯(ばくもんどうとう)

麦門冬湯(ばくもんどうとう) — 構成生薬カンゾウ。体力中等度以下で痰が切れにくくときに強く咳こみまたは咽頭の乾燥感がある者のから咳・気管支炎・気管支喘息・咽頭炎・しわがれ声に適す。水様痰の多い人には不向き。まれに重篤な副作用として間質性肺炎・肝機能障害を生じる。
麦門冬湯(ばくもんどうとう) — 構成生薬・適応・副作用の整理

芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)

芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう) — 構成生薬カンゾウ。体力に関わらず使用でき筋肉の急激な痙攣を伴う痛みのある者のこむらがえり・筋肉の痙攣・腹痛・腰痛に適す。ただし症状があるときのみの服用にとどめ連用は避ける。心臓病の診断を受けた人には不向き。まれに重篤な副作用として肝機能障害・間質性肺炎・うっ血性心不全・心室頻脈を生じる。長期間は用いられない漢方処方製剤である。
芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう) — 構成生薬・適応・副作用の整理

桂枝加朮附湯(けいしかじゅつぶとう)、桂枝加苓朮附湯(けいしかりょうじゅつぶとう)

桂枝加朮附湯(けいしかじゅつぶとう)と桂枝加苓朮附湯(けいしかりょうじゅつぶとう) — 両処方ともカンゾウを含む。桂枝加朮附湯は体力虚弱で汗が出手足が冷えてこわばりときに尿量が少ない者の関節痛・神経痛に適す。桂枝加苓朮附湯は体力虚弱で手足が冷えてこわばり尿量が少なくときに動悸・めまい・筋肉のぴくつきがある者の関節痛・神経痛に適す。のぼせが強く赤ら顔で体力が充実している人には不向き(どちらも動悸・のぼせ・ほてり等の副作用が現れやすい)。
桂枝加朮附湯(けいしかじゅつぶとう)、桂枝加苓朮附湯(けいしかりょうじゅつぶとう) — 構成生薬・適応・副作用の整理

薏苡仁湯(よくいにんとう)

薏苡仁湯(よくいにんとう) — 構成生薬カンゾウ・マオウ。体力中等度で関節や筋肉の腫れや痛みがある者の関節痛・筋肉痛・神経痛に適す。体の虚弱な人・胃腸の弱い人・発汗傾向の著しい人には不向き(悪心・嘔吐・胃部不快感などの副作用が現れやすい)。
薏苡仁湯(よくいにんとう) — 構成生薬・適応・副作用の整理

麻杏薏甘湯(まきょうよくかんとう)

麻杏薏甘湯(まきょうよくかんとう) — 構成生薬カンゾウ・マオウ。体力中等度な者の関節痛・筋肉痛・神経痛・いぼ・手足の荒れ(手足の湿疹・皮膚炎)に適す。体の虚弱な人・胃腸の弱い人・発汗傾向の著しい人には不向き(悪心・嘔吐・胃部不快感などの副作用が現れやすい)。
麻杏薏甘湯(まきょうよくかんとう) — 構成生薬・適応・副作用の整理

疎経活血湯(そけいかっけつとう)

疎経活血湯(そけいかっけつとう) — 構成生薬カンゾウ。体力中等度で痛みがありときにしびれがある者の関節痛・筋肉痛・神経痛・腰痛に適す。胃腸が弱い人には不向き(食欲不振や胃部不快感などの消化器系の副作用が現れやすい)。
疎経活血湯(そけいかっけつとう) — 構成生薬・適応・副作用の整理

当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)

当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう) — 構成生薬カンゾウ。体力中等度以下で手足の冷えを感じ下肢の冷えが強く下肢または下腹部が痛くなりやすい者の冷え症・しもやけ・頭痛・下腹部痛・腰痛・下痢・月経痛に適す。胃腸の弱い人には不向き。
当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう) — 構成生薬・適応・副作用の整理

釣藤散(ちょうとうさん)

釣藤散(ちょうとうさん) — 構成生薬カンゾウ。体力中等度で慢性に経過する頭痛・めまい・肩こりなどがある者の慢性頭痛・神経症・高血圧の傾向がある者に適す。胃腸虚弱で冷え性の人には不向き(食欲不振や胃部不快感などの消化器系の副作用が現れやすい)。
釣藤散(ちょうとうさん) — 構成生薬・適応・副作用の整理

呉茱萸湯(ごしゅゆとう)

呉茱萸湯(ごしゅゆとう) — カンゾウを含まない処方。体力中等度以下で手足が冷えて肩がこりときにみぞおちが膨満する者の頭痛・頭痛に伴う吐きけ・嘔吐・しゃっくりに適す。
呉茱萸湯(ごしゅゆとう) — 構成生薬・適応・副作用の整理

酸棗仁湯(さんそうにんとう)

酸棗仁湯(さんそうにんとう) — 構成生薬カンゾウ。体力中等度以下で心身が疲れ精神不安・不眠などがある者の不眠症・神経症に適す。胃腸の弱い人・下痢または下痢傾向のある人では消化器系の副作用(悪心・食欲不振・胃部不快感など)が現れやすく不向き。1週間くらい服用して症状の改善がみられない場合には漫然と服用を継続せず医療機関を受診するなどの対応が必要。
酸棗仁湯(さんそうにんとう) — 構成生薬・適応・副作用の整理

加味帰脾湯(かみきひとう)

加味帰脾湯(かみきひとう) — 構成生薬カンゾウ。体力中等度以下で心身が疲れ血色が悪くときに熱感を伴う者の貧血・不眠症・精神不安・神経症に適す。
加味帰脾湯(かみきひとう) — 構成生薬・適応・副作用の整理

抑肝散(よくかんさん)、抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)

抑肝散(よくかんさん)と抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ) — 両処方ともカンゾウを含む。抑肝散は体力中等度を目安として神経がたかぶり怒りやすくイライラなどがある者の神経症・不眠症・小児夜泣き・小児疳症(神経過敏)・歯ぎしり・更年期障害・血の道症に適す。抑肝散加陳皮半夏は体力中等度を目安としてやや消化器が弱く同様の症状がある者に適す。小児の夜泣きに用いる場合1週間くらい服用しても症状が改善しなければいったん服用を中止して専門家に相談する。心不全を引き起こす可能性があり動くと息が苦しい・疲れやすい・足がむくむ・急に体重が増えた場合は直ちに医師の診療を受けさせる。
抑肝散(よくかんさん)、抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ) — 構成生薬・適応・副作用の整理

柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)

柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう) — 構成生薬ダイオウ。体力中等度以上で精神不安があり動悸・不眠・便秘などを伴う高血圧の随伴症状(動悸・不安・不眠)・神経症・更年期神経症・小児夜泣き・便秘に適す。体の虚弱な人・胃腸が弱く下痢しやすい人・瀉下薬(下剤)を服用している人では腹痛・激しい腹痛を伴う下痢の副作用が現れやすく不向き。小児の夜泣きに用いる場合1週間くらい服用しても症状が改善しなければいったん服用を中止して専門家に相談する。
柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう) — 構成生薬・適応・副作用の整理

桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)

桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう) — 構成生薬カンゾウ。体力中等度で疲れやすく神経過敏で興奮しやすい者の神経質・不眠症・小児夜なき・夜尿症・眼精疲労・神経症に適す。小児の夜泣きに用いる場合1週間くらい服用しても症状が改善しなければいったん服用を中止して専門家に相談する。
桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう) — 構成生薬・適応・副作用の整理

小建中湯(しょうけんちゅうとう)

小建中湯(しょうけんちゅうとう) — 構成生薬カンゾウ。体力虚弱で疲労しやすく腹痛があり血色がすぐれずときに動悸・手足のほてり・冷え・寝汗・鼻血・頻尿・多尿などを伴う者の小児虚弱体質・疲労倦怠・慢性胃腸炎・腹痛・神経質・小児夜尿症・夜泣きに適す。1カ月くらいの比較的長期間服用されることがあり、カンゾウを含む薬なのでグリチルリチン酸が多くなりすぎないよう特に留意する必要がある。
小建中湯(しょうけんちゅうとう) — 構成生薬・適応・副作用の整理

柴朴湯(さいぼくとう)

柴朴湯(さいぼくとう/小柴胡合半夏厚朴湯) — 構成生薬カンゾウ。体力中等度で気分がふさいで咽喉・食道部に異物感がありかぜをひきやすくときに動悸・めまい・嘔気などを伴う者の小児喘息・気管支喘息・気管支炎・咳・不安神経症・虚弱体質に適す。むくみの症状がある人には不向き。まれに重篤な副作用として間質性肺炎・肝機能障害を生じる。その他の副作用として頻尿・排尿痛・血尿・残尿感等の膀胱炎様症状が現れることがある。
柴朴湯(さいぼくとう)/小柴胡合半夏厚朴湯(しょうさいこごうはんげこうぼくとう) — 構成生薬・適応・副作用の整理

五虎湯(ごことう)

五虎湯(ごことう) — 構成生薬カンゾウ・マオウ。体力中等度以上で咳が強く出る者の咳・気管支喘息・気管支炎・小児喘息・感冒・痔の痛みに適す。胃腸の弱い人・発汗傾向の著しい人等には不向き。
五虎湯(ごことう) — 構成生薬・適応・副作用の整理

麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)

麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう) — 構成生薬カンゾウ・マオウ。体力中等度以上で咳が出てときに喉が渇く者の咳・小児喘息・気管支喘息・気管支炎・感冒・痔の痛みに適す。胃腸の弱い人・発汗傾向の著しい人等には不向き。
麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう) — 構成生薬・適応・副作用の整理

神秘湯(しんぴとう)

神秘湯(しんぴとう) — 構成生薬カンゾウ・マオウ。体力中等度で咳・喘鳴・息苦しさがあり痰が少ない者の小児喘息・気管支喘息・気管支炎に用いられる。胃腸の弱い人・発汗傾向の著しい人等には不向き。
神秘湯(しんぴとう) — 構成生薬・適応・副作用の整理

桔梗湯(ききょうとう)

桔梗湯(ききょうとう) — 構成生薬カンゾウ。体力に関わらず使用でき喉が腫れて痛みときに咳が出る者の扁桃炎・扁桃周囲炎に適す。胃腸が弱く下痢しやすい人では食欲不振・胃部不快感等の副作用が現れやすく不向き。短期間の使用に限られるものではないが5〜6回服用しても症状の改善がみられない場合は医師の診療を受けるなどの対応が必要。
桔梗湯(ききょうとう) — 構成生薬・適応・副作用の整理

駆風解毒(くふうげどく)散、駆風解毒湯

駆風解毒散・駆風解毒湯 — 両処方ともカンゾウを含む。体力に関わらず使用でき喉が腫れて痛む扁桃炎・扁桃周囲炎に適す。体の虚弱な人・胃腸が弱く下痢しやすい人では食欲不振・胃部不快感等の副作用が現れやすく不向き。5〜6回服用しても症状の改善がみられない場合は医師の診療を受ける。水またはぬるま湯に溶かしてうがいしながら少しずつゆっくり服用する。駆風解毒湯にはトローチ剤もある。
駆風解毒(くふうげどく)散、駆風解毒湯 — 構成生薬・適応・副作用の整理

白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)

白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう) — 構成生薬カンゾウ。体力中等度以上で熱感と口渇が強い者の喉の渇き・ほてり・湿疹・皮膚炎・皮膚のかゆみに適す。体の虚弱な人・胃腸虚弱で冷え症の人では食欲不振・胃部不快感等の副作用が現れやすく不向き。比較的長期間(1カ月程度)服用されることがある。
白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう) — 構成生薬・適応・副作用の整理

響声破笛丸(きょうせいはてきがん)

響声破笛丸(きょうせいはてきがん) — 構成生薬カンゾウ。ダイオウを含む場合がある。体力に関わらず使用でき、しわがれ声・咽頭不快に適す。胃腸が弱く下痢しやすい人では食欲不振・胃部不快感等の副作用が現れやすく不向き。短期間の使用に限られるものではないが5〜6回服用しても症状の改善がみられない場合は医師の診療を受ける。
響声破笛丸(きょうせいはてきがん) — 構成生薬・適応・副作用の整理

安中散(あんちゅうさん)

安中散(あんちゅうさん) — 構成生薬カンゾウ。体力中等度以下で腹部は力がなくて胃痛または腹痛があってときに胸焼けやげっぷ・食欲不振・吐きけ・嘔吐などを伴う者の神経性胃炎・慢性胃炎・胃腸虚弱に適す。1カ月くらいの比較的長期間服用されることがある。
安中散(あんちゅうさん) — 構成生薬・適応・副作用の整理

人参湯(理中丸)

人参湯(にんじんとう)/理中丸(りちゅうがん) — 構成生薬カンゾウ。体力虚弱で疲れやすくて手足などが冷えやすい者の胃腸虚弱・下痢・嘔吐・胃痛・腹痛・急性慢性胃炎に適す。1カ月くらいの長期間使用されることがある。下痢や嘔吐に用いる場合は漫然と長期の使用は避ける。1週間くらい使っても症状が改善しない場合は使用を中止して専門家に相談する。
人参湯(にんじんとう)(理中丸(りちゅうがん)) — 構成生薬・適応・副作用の整理

平胃散(へいいさん)

平胃散(へいいさん) — 構成生薬カンゾウ。体力中等度以上で胃がもたれて消化が悪くときに吐きけ・食後に腹が鳴って下痢の傾向がある者の食べすぎによる胃もたれ・急性慢性胃炎・消化不良・食欲不振に適す。1カ月くらいの長期間使用されることがある。急性胃炎に用いる場合は漫然と長期の使用は避ける。5〜6回使用しても症状の改善がみられないときは使用を中止して専門家に相談する。
平胃散(へいいさん) — 構成生薬・適応・副作用の整理

六君子湯(りっくんしとう)

六君子湯(りっくんしとう) — 構成生薬カンゾウ。体力中等度以下で胃腸が弱く食欲がなくみぞおちがつかえ疲れやすく貧血性で手足が冷えやすい者の胃炎・胃腸虚弱・胃下垂・消化不良・食欲不振・胃痛・嘔吐に適す。1カ月くらいの長期間使用されることがある。まれに肝機能障害を生じる。
六君子湯(りっくんしとう) — 構成生薬・適応・副作用の整理

桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう)

桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう) — 構成生薬カンゾウ。体力中等度以下で腹部膨満感がある者のしぶり腹・腹痛・下痢・便秘に適す(しぶり腹:残便感があり繰り返し腹痛を伴い便意を催す状態)。短期間の使用に限られるものではないが1週間くらい使用しても症状が改善しない場合はいったん使用を中止して専門家に相談する必要がある。
桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう) — 構成生薬・適応・副作用の整理

大黄甘草湯(だいおうかんぞうとう)

大黄甘草湯(だいおうかんぞうとう) — 構成生薬カンゾウ・ダイオウ。体力にかかわらず使用できる便秘・便秘に伴う頭重・のぼせ・湿疹・皮膚炎・吹き出物(にきび)・食欲不振(食欲減退)・腹部膨満・腸内異常発酵・痔などの症状緩和に適す。体の虚弱な人・胃腸が弱く下痢しやすい人は副作用として激しい腹痛を伴う下痢が現れるため不向き。本剤を使用している間は他の瀉下薬の使用を避ける必要がある。5〜6日くらい使用しても症状が改善しない場合はいったん使用を中止して専門家に相談する必要がある。
大黄甘草湯(だいおうかんぞうとう) — 構成生薬・適応・副作用の整理

大黄牡丹皮湯(だいおうぼたんぴとう)

大黄牡丹皮湯(だいおうぼたんぴとう) — 構成生薬ダイオウ。体力中等度以上で下腹部痛があり便秘しがちな者の月経不順・月経困難・月経痛・便秘・痔疾に適す。体の虚弱な人・胃腸が弱く下痢しやすい人は副作用として激しい腹痛を伴う下痢が現れるため不向き。便秘・痔疾に用いる場合や1週間くらい使用しても効果がないときにはいったん使用を中止して専門家に相談する。月経不順・月経困難に対して用いる場合1カ月くらいの比較的長期間服用されることがある。
大黄牡丹皮湯(だいおうぼたんぴとう) — 構成生薬・適応・副作用の整理

麻子仁丸(ましにんがん)

麻子仁丸(ましにんがん) — 構成生薬ダイオウ。体力中等度でときに便が固く塊状な者の便秘・便秘に伴う頭重・のぼせ・湿疹・皮膚炎・吹き出物(にきび)・食欲不振(食欲減退)・腹部膨満・腸内異常発酵・痔などの症状の緩和に適す。胃腸が弱く下痢しやすい人では副作用として激しい腹痛を伴う下痢が現れるため不向き。本剤を使用している間は他の瀉下薬の使用を避ける必要がある。5〜6日くらい使用しても症状が改善しない場合はいったん使用を中止して専門家に相談する必要がある。
麻子仁丸(ましにんがん) — 構成生薬・適応・副作用の整理

苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)

苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう) — 構成生薬カンゾウ。体力中等度以下でめまい・ふらつきがありときにのぼせや動悸がある者の立ちくらみ・めまい・頭痛・耳鳴り・動悸・息切れ・神経症・神経過敏に適すとされる。強心作用が期待される生薬は含まれていない。主に利尿作用により水毒(漢方の考え方で体の水分が停滞したり偏在してその循環が悪いことを意味する)の排出を促すことを主眼とする。生薬のカンゾウを含む。高血圧・心臓病・腎臓病の人はカンゾウに含まれるグリチルリチン酸による偽アルドステロン症を生じやすい。高血圧などを基礎疾患に持つ人は動悸や息切れを起こしやすい。登録販売者は本剤を使用検討する人の状況把握に努めるべきである。1カ月くらいの比較的長期間服用されることがある。
苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう) — 構成生薬・適応・副作用の整理

三黄瀉心湯(さんおうしゃしんとう)

三黄瀉心湯(さんおうしゃしんとう) — 構成生薬ダイオウ。体力中等度以上でのぼせ気味で顔面紅潮し精神不安・みぞおちのつかえ・便秘傾向などがある者の高血圧随伴症状(のぼせ・肩こり・耳鳴り・頭重・不眠・不安)・鼻血・痔出血・便秘・更年期障害・血の道症に適す。体の虚弱な人・胃腸が弱く下痢しやすい人・だらだら出血が続いている人では激しい腹痛を伴う下痢などの副作用が現れやすく不適。鼻血に用いる場合5〜6回使用しても症状が改善しなければいったん使用を中止して専門家に相談する。痔出血・便秘に使用する場合も1週間くらい使用して症状が改善しなければいったん使用を中止して専門家に相談する。その他の症状に用いられる場合1カ月程度の比較的長期間使用されることがある。本剤を使用している間は瀉下薬の使用を避ける必要がある。
三黄瀉心湯(さんおうしゃしんとう) — 構成生薬・適応・副作用の整理

七物降下湯(しちもつこうかとう)

七物降下湯(しちもつこうかとう) — カンゾウを含まない処方。体力中等度以下で顔色が悪くて疲れやすく胃腸障害がない者の高血圧随伴症状(のぼせ・肩こり・耳鳴り・頭重)に適す。胃腸が弱く下痢しやすい人では胃部不快感の副作用が現れやすく不向き。15歳未満の小児への使用は避ける。1カ月くらいの比較的長期間使用されることがある。
七物降下湯(しちもつこうかとう) — 構成生薬・適応・副作用の整理

乙字湯(おつじとう)

乙字湯(おつじとう) — 構成生薬カンゾウ・ダイオウ。体力中等度以上で大便がかたく便秘傾向にある者の痔核(いぼ痔)・切れ痔・便秘・軽度の脱肛に適す。体の虚弱な人・胃腸が弱く下痢しやすい人では悪心・嘔吐・激しい腹痛を伴う下痢などの副作用が現れやすく不向き。まれに重篤な副作用として肝機能障害・間質性肺炎を生じる。切れ痔・便秘に用いる場合5〜6日服用しても症状が改善しなければ専門家に相談すべきである。1カ月くらいの比較的長期間服用されることがある。
乙字湯(おつじとう) — 構成生薬・適応・副作用の整理

芎帰膠艾湯(きゅうききょうがいとう)

芎帰膠艾湯(きゅうききょうがいとう) — 構成生薬カンゾウ。体力中等度以下で冷え症で出血傾向があり胃腸障害がない者の痔出血・貧血・月経異常・月経過多・不正出血・皮下出血に適す。胃腸が弱く下痢しやすい人では胃部不快感・腹痛・下痢などの副作用が現れやすく不向き。1週間くらい服用しても症状が改善しない場合は使用を中止して専門家に相談すべきである。1カ月くらいの比較的長期間服用されることがある。
芎帰膠艾湯(きゅうききょうがいとう) — 構成生薬・適応・副作用の整理

牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)

牛車腎気丸(ごしゃじんきがん) — カンゾウを含まない処方。体力中等度以下で疲れやすくて四肢が冷えやすく尿量減少しむくみがありときに口渇がある者の下肢痛・腰痛・しびれ・高齢者のかすみ目・痒み・排尿困難・頻尿・むくみ・高血圧の随伴症状(肩こり・頭重・耳鳴り)に適す。胃腸が弱く下痢しやすい人・のぼせが強く赤ら顔で体力の充実している人では胃部不快感・腹痛・のぼせ・動悸などの副作用が現れやすく不向き。まれに重篤な副作用として肝機能障害・間質性肺炎を生じる。
牛車腎気丸(ごしゃじんきがん) — 構成生薬・適応・副作用の整理

八味地黄丸(はちみじおうがん)

八味地黄丸(はちみじおうがん) — カンゾウを含まない処方。体力中等度以下で疲れやすくて四肢が冷えやすく尿量減少または多尿でときに口渇がある者の下肢痛・腰痛・しびれ・高齢者のかすみ目・痒み・排尿困難・残尿感・夜間尿・頻尿・むくみ・高血圧の随伴症状(肩こり・頭重・耳鳴り)の改善・軽い尿もれに適す。胃腸の弱い人・下痢しやすい人では食欲不振・胃部不快感・腹痛・下痢の副作用が現れるおそれがあるため使用を避ける。のぼせが強く赤ら顔で体力の充実している人ではのぼせ・動悸の副作用が現れやすく不向き。
八味地黄丸(はちみじおうがん) — 構成生薬・適応・副作用の整理

六味丸(ろくみがん)

六味丸(ろくみがん) — カンゾウを含まない処方。体力中等度以下で疲れやすくて尿量減少または多尿でときに手足のほてり・口渇がある者の排尿困難・残尿感・頻尿・むくみ・痒み・夜尿症・しびれに適す。胃腸が弱く下痢しやすい人では胃部不快感・腹痛・下痢などの副作用が現れやすく不向き。
六味丸(ろくみがん) — 構成生薬・適応・副作用の整理

猪苓湯(ちょれいとう)

猪苓湯(ちょれいとう) — カンゾウを含まない処方。体力にかかわらず使用でき排尿困難がありときに口渇がある者の排尿困難・排尿痛・残尿感・頻尿・むくみに適す。
猪苓湯(ちょれいとう) — 構成生薬・適応・副作用の整理

竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)

竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう) — 構成生薬カンゾウ。体力中等度以上で下腹部に熱感や痛みがある者の排尿痛・残尿感・尿のにごり・こしけ(おりもの)・頻尿に適す。胃腸が弱く下痢しやすい人では胃部不快感や下痢などの副作用が現れやすく不向きとされる。
竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう) — 構成生薬・適応・副作用の整理

茵蔯蒿湯(いんちんこうとう)

茵蔯蒿湯(いんちんこうとう) — 構成生薬ダイオウ。体力中等度以上で口渇があり尿量少なく便秘する者のじんましん・口内炎・湿疹・皮膚炎・皮膚のかゆみに適す。体の虚弱な人・胃腸が弱く下痢しやすい人では激しい腹痛を伴う下痢などの副作用が現れやすく不向き。まれに重篤な副作用として肝機能障害が起こる。1週間くらい使用しても症状が改善しない場合はいったん使用を中止して専門家に相談する。
茵蔯蒿湯(いんちんこうとう) — 構成生薬・適応・副作用の整理

十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)

十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう) — 構成生薬カンゾウ。体力中等度な者の皮膚疾患で発赤がありときに化膿する者の化膿性皮膚疾患・急性皮膚疾患の初期・じんましん・湿疹・皮膚炎・水虫に適す。体の虚弱な人・胃腸の弱い人では不向き。化膿性皮膚疾患や急性皮膚疾患の初期・急性湿疹に用いる場合1週間くらい使用して症状が改善しなければ使用を中止して専門家に相談すべきである。
十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう) — 構成生薬・適応・副作用の整理

消風散(しょうふうさん)

消風散(しょうふうさん) — 構成生薬カンゾウ。体力中等度以上の人の皮膚疾患でかゆみが強くて分泌物が多くときに局所の熱感がある者の湿疹・皮膚炎・じんましん・水虫・あせもに適す。体の虚弱な人・胃腸が弱く下痢しやすい人では胃部不快感や腹痛などの副作用が現れやすく不向き。
消風散(しょうふうさん) — 構成生薬・適応・副作用の整理

当帰飲子(とうきいんし)

当帰飲子(とうきいんし) — 構成生薬カンゾウ。体力中等度以下で冷え症で皮膚が乾燥する者の湿疹・皮膚炎(分泌物の少ないもの)・かゆみに適す。胃腸が弱く下痢しやすい人では胃部不快感・腹痛などの副作用が現れやすく不向き。
当帰飲子(とうきいんし) — 構成生薬・適応・副作用の整理

葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)

葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい) — 構成生薬カンゾウ・マオウ。比較的体力がある者の鼻づまり・蓄膿症(副鼻腔炎)・慢性鼻炎に適す。体の虚弱な人・胃腸の弱い人・発汗傾向の著しい人では悪心・胃部不快感などの副作用が現れやすく不向き。
葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい) — 構成生薬・適応・副作用の整理

荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)

荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう) — 構成生薬カンゾウ。体力中等度以上で皮膚の色が浅黒くときに手足の裏に脂汗をかきやすく腹壁が緊張している者の蓄膿症(副鼻腔炎)・慢性鼻炎・慢性扁桃炎・にきびに適す。胃腸の弱い人では胃部不快感などの副作用が現れやすく不向き。まれに重篤な副作用として肝機能障害・間質性肺炎が現れる。
荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう) — 構成生薬・適応・副作用の整理

辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)

辛夷清肺湯(しんいせいはいとう) — カンゾウを含まない処方。体力中等度以上で濃い鼻汁が出てときに熱感を伴う者の鼻づまり・慢性鼻炎・蓄膿症(副鼻腔炎)に適す。体の虚弱な人・胃腸虚弱で冷え症の人では胃部不快感などの副作用が現れやすく不向き。まれに重篤な副作用として肝機能障害・間質性肺炎・腸間膜静脈硬化症が現れる。
辛夷清肺湯(しんいせいはいとう) — 構成生薬・適応・副作用の整理

紫雲膏(しうんこう)

紫雲膏(しうんこう) — 外用薬。ひび・あかぎれ・しもやけ・うおのめ・あせも・ただれ・外傷・火傷・痔核による疼痛・肛門裂傷・湿疹・皮膚炎に適す。湿潤・ただれ・火傷・外傷がひどい場合・傷口が化膿している場合・患部が広範囲の場合は不向き。
紫雲膏(しうんこう) — 構成生薬・適応・副作用の整理

中黄膏(ちゅうおうこう)

中黄膏(ちゅうおうこう) — 外用薬。急性化膿性皮膚疾患(腫れ物)の初期・打ち身・捻挫に適す。湿潤・ただれ・火傷・外傷がひどい場合・傷口が化膿している場合・患部が広範囲の場合は不向き。捻挫・打撲・関節痛・腰痛・筋肉痛・肩こりに用いる貼り薬(パップ剤)とした製品もある。
中黄膏(ちゅうおうこう) — 構成生薬・適応・副作用の整理

十全大補湯(じゅうぜんほたいとう)

十全大補湯(じゅうぜんたいほとう) — 構成生薬カンゾウ。体力虚弱な者の病後・術後の体力低下・疲労倦怠・食欲不振・ねあせ・手足の冷え・貧血に適す。胃腸の弱い人では胃部不快感などの副作用が現れやすく不向き。まれに重篤な副作用として肝機能障害を生じる。
十全大補湯(じゅうぜんたいほとう) — 構成生薬・適応・副作用の整理

補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

補中益気湯(ほちゅうえっきとう) — 構成生薬カンゾウ。体力虚弱で元気がなく胃腸のはたらきが衰えて疲れやすい者の虚弱体質・疲労倦怠・病後・術後の衰弱・食欲不振・ねあせ・感冒に適す。まれに重篤な副作用として間質性肺炎・肝機能障害を生じる。
補中益気湯(ほちゅうえっきとう) — 構成生薬・適応・副作用の整理

黄連解毒湯(おうれんげどくとう)

黄連解毒湯(おうれんげどくとう) — カンゾウを含まない処方。体力中等度以上でのぼせぎみで顔色赤くいらいらして落ち着かない傾向のある者の鼻出血・不眠症・神経症・胃炎・二日酔い・血の道症・めまい・動悸・更年期障害・湿疹・皮膚炎・皮膚のかゆみ・口内炎に適す。体の虚弱な人では不向き。まれに重篤な副作用として肝機能障害・間質性肺炎・腸間膜静脈硬化症が起こる。鼻出血・二日酔いに用いられる場合には漫然と長期の使用は避ける。5〜6回使用しても症状が改善しない場合は一旦使用を中止して専門家に相談する。
黄連解毒湯(おうれんげどくとう) — 構成生薬・適応・副作用の整理

防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)

防已黄耆湯(ぼういおうぎとう) — 構成生薬カンゾウ。体力中等度以下で疲れやすく汗のかきやすい傾向にある者の肥満症で関節の腫れや痛み・むくみ・多汗症・肥満症(筋肉にしまりのないいわゆる水ぶとり)に適す。まれに重篤な副作用として肝機能障害・間質性肺炎・偽アルドステロン症が起こる。
防已黄耆湯(ぼういおうぎとう) — 構成生薬・適応・副作用の整理

防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)

防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん) — 構成生薬ダイオウ・マオウ・カンゾウ。体力充実して腹部に皮下脂肪が多く便秘がちな者の高血圧や肥満に伴う動悸・肩こり・のぼせ・むくみ・便秘・蓄膿症(副鼻腔炎)・湿疹・皮膚炎・ふきでもの(にきび)・肥満症に適す。体の虚弱な人・胃腸が弱く下痢しやすい人・発汗傾向の著しい人では激しい腹痛を伴う下痢などの副作用が現れやすく不向き。小児に対する適用はない。本剤使用時はほかの瀉下薬との併用は避ける。まれに重篤な副作用として肝機能障害・間質性肺炎・偽アルドステロン症・腸間膜静脈硬化症が起こる。便秘に用いられる場合1週間くらい使用しても症状の改善がみられないときはいったん使用を中止して専門家に相談する。
防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん) — 構成生薬・適応・副作用の整理

大柴胡湯(だいさいことう)

大柴胡湯(だいさいことう) — 構成生薬ダイオウ。体力が充実して脇腹からみぞおちにかけて苦しく便秘の傾向がある者の胃炎・常習便秘・高血圧や肥満に伴う「肩こり・頭痛・便秘」・神経症・肥満症に適す。体の虚弱な人・胃腸が弱く下痢しやすい人では激しい腹痛を伴う下痢などの副作用が現れやすく不向き。まれに重篤な副作用として肝機能障害・間質性肺炎が起こる。常習便秘・高血圧に伴う便秘に用いられる場合漫然と長期の使用は避け1週間くらい使用しても症状が改善しないときはいったん使用を中止して専門家に相談する。
大柴胡湯(だいさいことう) — 構成生薬・適応・副作用の整理

清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)

清上防風湯(せいじょうぼうふうとう) — 構成生薬カンゾウ。体力中等度以上で赤ら顔でときにのぼせがある者のにきび・顔面頭部の湿疹や皮膚炎・赤鼻(酒さ)に適す。胃腸の弱い人では食欲不振・胃部不快感の副作用が現れやすく不向き。まれに重篤な副作用として肝機能障害・偽アルドステロン症・腸間膜静脈硬化症が起こる。本剤の使用によりまれに症状が進行することがある。
清上防風湯(せいじょうぼうふうとう) — 構成生薬・適応・副作用の整理

相互作用

・漢方処方製剤は、それ自体に配合されている生薬成分と、他の医薬品や食品に含まれている生薬とを重複して摂取する可能性があるので、相互作用に注意する必要がある。

漢方処方製剤の相互作用 — 漢方処方を構成する生薬は複数の処方で共通しているものがある。同じ生薬を含む漢方処方製剤が併用されると作用が強く現れたり副作用を生じやすくなる恐れがある。漢方処方はそれ自体が一つの有効成分として独立したものであり自己判断によってみだりに生薬成分が追加摂取されると生薬の構成が乱れて処方が成立しなくなるおそれがある。他の漢方処方製剤・生薬製剤・医薬部外品の併用にも注意する。小柴胡湯とインターフェロン製剤の相互作用のように医療用医薬品との相互作用も知られている。医師の治療を受けている人は使用の可否について医師または薬剤師に相談するよう説明する。生薬成分は医薬品的な効能や効果が標榜または暗示されていなければ食品(ハーブ等)として流通可能なものもあるので、食品として当該生薬成分を摂取していると思われる人には積極的な情報提供を行うなど漢方処方製剤の適正使用を促すことが重要。
漢方処方製剤の相互作用 — 構成生薬・適応・副作用の整理

受診勧奨

・漢方処方製剤を一定期間または一定回数使用しても症状が改善しない場合、使用を中止して必要に応じて医療機関を受診すべきである。

漢方処方製剤と受診勧奨 — 一定期間または一定回数使用しても症状が改善しない場合は、証が適していないか一般用医薬品による対処が適当でない疾患による症状である可能性がある。このような場合、登録販売者は購入者に対してその漢方処方製剤の使用を継続せず必要に応じて医療機関の受診を促すべきである。
漢方処方製剤の受診勧奨 — 構成生薬・適応・副作用の整理